[記事公開日]2016/01/12
[最終更新日]2016/01/15

【にんにくを食べた臭いを消す方法】栄養・効果と食べ方、保存方法をご紹介

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にんにく、お好きですか?

おいしいですよね、にんにく。

ラーメンに入れたり、ギョーザ、チャーハン、ホイル焼きなどなどおいしい食べ方は様々です。

でも食べた後の臭いを気にして食べない人もいるのではないでしょうか。

そんな臭いを消す方法を説明したいと思います。

また、栄養や食べ方についても説明したいと思います。

ninniku

にんにくの臭いの原因

まず、にんにくの臭いの原因を説明します。

臭いの原因はアリルメチルスルフィド

アリルメチルスルフィド。

聞いたことのないような名前が出てきましたが、順を追って説明しますね。

にんにくにはアリインとアリナーゼという物質が含まれています。

にんにくを刻んだり、すりおろしたりするとアリインとアリナーゼが反応してアリインがアリシンに変化します。

このアリシンが口に入れる前のニンニクの臭いの元になっています。

刻みにんにくやすりおろしにんにくの臭いを想像していただければと思います。

アリシンを食べるとメチルメルカプタン・アリルメルカプタン・アリルメチルスルフィドという成分に分解されます。

またまたややこしい名前がでてきましたが、ここで注目するのはアリルメチルスルフィドです。

このアリルメチルスルフィドが食べた後の一番の臭いの原因となるのです。

アリルメチルスルフィドとは

アリルメチルスルフィドとは何か、ご説明します。

アリルメチルスルフィド(AMS)とはにんにくの臭い成分の中でも強い悪臭として感じられる成分です。

しかも食べてからだんだん増えていくといった性質を持ったにおい成分なのです。

なんて迷惑な成分なのでしょう。

食後の口の中の臭いを出す物質を測 定した実験によると、※メルカプタンの次に多く検出されたのがAMSで、約1時間の間にはメルカプタンの量よりも多いという結果になりました。

3時間以上経過した後もAMSの量はあまり変化はなく減らずに残っています。

さらに、AMSは消えることもなく尿や血液中にもそのままの形で入り込みます。

そのため、にんにくを食べてから人の身体から排出されるまで、胃や腸のあらゆる部位から臭いを発生させます。

その時間はなんと16時間以上と言われています。

思ったより長いのではないでしょうか。

なので、にんにく独特の臭いが感じられるのはAMSが最も大きな原因と考えられます。

アリルメチルスルフィド(AMS)のこと、わかっていただけたでしょうか。

※にんにくを食べた後に口の中で急激に増える臭い成分のことです。

にんにく独特の口臭を作り出 すAMSより大量に発生しますが、時間と共に口の中からは減っていきます。

体内には長時間残らない物質です。

にんにくの臭いを消す方法

にんにく臭いを消すには予防が一番重要です。

臭いの原因である成分が体に吸収されるのを防ぐのが一番なのです。

特に外気と血液の接触する肺からは臭いがしやすいので、これに対する対策が重要です。

にんにくの臭いをけすためには、消臭作用のあるものを一緒に摂取し、臭いの原因の成分が体内に吸収される前に分解してしまう必要があるのです。

ではにんにくの臭いを消す方法を説明します。

牛乳を飲む

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牛乳を飲みましょう。

理想は口の中でにんにくと牛乳が混ざるように飲むことです。

食後に飲んでもある程度効果はありますが、食中に飲むのが一番効果が高いとされています。

なぜ、牛乳がよいかというと、飲むことでアリルメチルスルフィド(AMS)の濃度を下げる効果があるからです。

とくに脂肪分がなるべく高い牛乳を飲むようにしましょう。

脱脂乳(スキムミルク)や低脂肪牛乳は消臭効果が下がってしまいます。

脂肪分と水分がポイントです。

なので、それらが含まれている乳製品でも効果はあります。

例えばアイスクリームやヨーグルト、チーズなどですね。

牛乳がない場合の代用にいかがでしょうか。

緑茶を飲む

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にんにくと一緒に牛乳を飲むのはちょっと・・・という方におすすめです。

緑茶なら抵抗が少ないのではないでしょうか。

こちらも牛乳と一緒で食中に飲むのが一番効果があります。

急須でいれたお茶でもコンビニで買ったペットボトルのお茶でも効果があります。

ポイントはカテキンとタンニンです。

濃いお茶のほうがこれらの含まれている量が多いのでおすすめです。

また、ウーロン茶、ジャスミンティー、マテ茶等、他のお茶でも消臭効果を得ることができます。

にんにくのお供にぜひどうぞ。

青汁を飲む

緑茶に含まれているカテキンですが、青汁にはもっと含まれています。

その量は5倍以上とされています。

効果は緑茶より高いと思いますが、食中に青汁を飲むのがしんどいと感じる方は無理をせず、食後に飲むようにしましょう。

にんにくを食べてからそんなに時間がたっていなければ効果はあると思います。

いろいろ試してみてみるのもいいかも。

コーヒーを飲む

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コーヒーには、においの成分と結びつき、においを消す性質があるフラン類という成分が含まれています。

この効果のおかげでにんにくの臭いを消すことができます。

飲むタイミングとしては食中がいいと思いますが、コーヒーを食中に飲むのは抵抗があるかもしれません。

食後に飲んでもある程度の効果は見込めると思いますので、食後の一服にいかがでしょうか。

ただし、コーヒーを多く飲みすぎると、コーヒーの成分が舌の表面に付着したままになります。

すると、口の中のpHが下がってしまい、口臭が発生してしまいますので注意しましょう。

リンゴを食べる

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にんにくを食べた食後にリンゴを1/4程度食べるというものです。

りんごに含まれるポリフェノールと酵素に、臭いを防ぐ効果があるのです。

皮にポリフェノールが含まれているので、皮ごとがおすすめです。

ただし、リンゴジュースでは効果が薄れてしまいますので注意です。

ジュースにする過程で酵素が減ってしまうんです。

にんにくを食べた後になるべく早く食べるのがポイントです。

ガムを食べる

根本的な解決にはなりませんが、手軽に口臭は予防できます。

ガムを噛んでいる間有効なので、気になる間はガムをかみ続けていましょう。

焼き肉屋さんとかでも配っていたりしますよね。

ミントガムなどがおすすめです。

さっぱりしていいと思いますよ。

口臭予防グッズを使う

こちらも一時しのぎですが、効果はあります。

口臭予防のタブレットやカプセルなどが売られていますよね。

ブレスケアなどが有名ではないでしょうか。

持っているとにんにく料理だけではなくいろいろと役に立つかもしれませんね。

歯磨きをする

だんだん力技になってきましたが、効果はあります。

ただ、外出先では難しいですね・・・。

でも口臭だけの予防になるので、やらないよりはマシかなという程度だと思います。

食後に歯を磨くのは歯にいいことなので、実践してみてもいいかもしれません。

ニンニクの栄養

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ではニンニクの栄養についてみていきましょう。

食べると元気になると言われているにんにくにはどんな成分が含まれているんでしょうか。

アリイン

生のにんにくに含まれるアミノ酸です。

生のニンニクを切ったり、すりおろしたりすると、この「アリイン」と分解酵素「アリイナーゼ」が反応し、「アリイン」は「アリシン」に変化します。

にんにくの臭いの元ですね。

肝臓での脂肪代謝を高め、脂肪燃焼をアップする効果があり、糖質代謝に必要なビタミンB1の吸収を促進する作用があります。

また強壮作用、食欲増進、抗酸化作用、殺菌などの作用があります。

これだけで元気になりそうな効果が目白押しですね。

アリシン

生のにんにくを切ったり、すりおろした時に出る成分です。

強力な抗菌・抗カビ作用があります。

また、条件により、アリルスルフィド類、メリルアリルスルフィド類、アホエンなどに変化します。

「アリシン」には、発ガンを抑制する強力な抗酸化作用があります。

また、「アリシン」は食用油などに溶けると、「アホエン」というイオウ化合物に変化するんです。

この「アホエン」には抗ガン作用の他に、血栓を予防・改善する作用が報告されています。

いずれも強い抗酸化作用によるものなんです。

「アリシン」には、風邪や気管支炎の原因になる連鎖球菌やブドウ状球菌などを殺す強い殺菌・抗菌力があります。

また、胃潰瘍を引き起こすピロリ菌やO-157菌にも有効とされる報告もあり、病気への抵抗力を高めるなどの働きをしてくれます。

このニオイが強壮と関係があるように考えられてきましたが、強壮の正体はにんにくに含まれる「スコルジニン」だそうです。

「スコルジニン」・・・なんだか強そうな名前ですね。

アリチアミン

にんにくの成分「アリシン」と「ビタミンB1」が結びついてできる成分です。

「ビタミンB1」は水溶性で熱に弱く、食品中の総量のうち半分から1/3は失われると言われています。

しかし、「ビタミンB1」と「アリシン」が結合すると「アリチアミン」となり、損失が少なくなり吸収されやすくなります。

みなさんが知っている「アリナミン」はこの「アリチアミン」を製品にしたものだそうです。

こういった成分名から商品名が生まれていることってあるんですね。

「ビタミンB1」は、糖質をエネルギーに変換するのに不可欠な栄養素です。

「ビタミンB1」が不足するとエネルギーへの変換が不完全になり、乳酸が増えます。

しかし、「ビタミンB1」は必要量以上は吸収されず、蓄積されない分は尿として体外に排出されてしまいます。

結合した「アリチアミン」だと小腸で吸収され、肝臓に蓄えられます。

その蓄えられた「ビタミンB1」が糖をエネルギーに変えてスタミナが出るのだそうです。

「アリチアミン」だと、「ビタミンB1」よりも消化管で分解されにくく、体内によく吸収されます。

しかも血中に長く留まっている性質があるため、「ビタミンB1」単体で摂取するよりも格段に高い効果となります。

また、ニンニクに含まれる「スコルジニン」にも同じような効果があります。

末梢血管を拡張し血行を良くするため体があたたまり、さらに、精神の安定をはかります。

にんにくと「ビタミンB1」の相乗効果は、強力な活力の元となります。

にんにくは「ビタミンB1」を含む食品と一緒に食べたいですね。

アリイナーゼ

「アリイナーゼ」は、生にんにくに含まれる酵素です。

にんにくの細胞の中に存在し、草食動物から身を守るための効果をもつとされています。

にんにくって草食動物に食べられたくないんですね。

意外です・・・。

にんにくをきざんだり、すったりした時に周囲にあるアリインと反応し、アリシンの合成が行われます。

メチルアリルトリスルフィド

「メチルアリルトリスルフィド」は、にんにくのスルフィド類のひとつです。

血小板の固まりを抑える作用があります。

そのため、血小板血栓を起因として発生する症状である脳卒中や心筋梗塞、動脈硬化を予防する効果が期待されます。

アリルメチルスルフィド(AMS)といいややこしい名前が多いですね。

にんにくの効果

さて、いろんな有効成分が含まれているとわかったにんにく。

どんな効果が期待できるんでしょうか。

では説明していきます。

がん予防

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にんにくはガン(特に食道、胃、腸などの消化器系)の予防の効果があることが認められています。

にんにくにはガン予防に有効とされている成分が多く含まれるています。

「アリシン」もそのうちの一つです。

しかし、もっとも代表的ながん予防の成分が、「ジアリルトリスルフィド」です。

「ジアリルトリスルフィド」はがんの細胞が増殖するのを抑え、細胞自体を正常化する働きがあります。

日本人の死因の上位に位置するがんを予防できるなんてすごい食品なんですね、にんにくって。

強壮、強精効果

にんにくをたべると元気になったり、疲れが取れたりしますよね。

実際にその効果があり、これはにんにくに含まれる「アリシン」や「スコルジニン」による効果です。

アリシンは体内のエネルギー生産に必須の栄養「ビタミンB1」と反応することでアリチアミンとなります。

先ほどのにんにくの栄養の項目ででてきましたよね。

アリチアミンができることによって「ビタミンB1」の吸収効率・体内の保持を高めてくれます。

「ビタミンB1」 が糖質をエネルギーに変えてくれるため、元気が出たり疲れがとれたりするんですね。

アンチエイジング

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にんにくの強壮作用は、体全体を強化します。

主に細胞の生産に影響する甲状腺の活動を規則的にする作用によって老化の過程を遅らせてくれます。

そのため、リンパ系の働きを活発化して、解毒を促進することが知られています。

にんにくを食べていることにより、解毒能力が高められ、酸化ストレスを軽減したり、回避したりすることになることが期待されています。

何より元気でいられるのですから、疲れ切った同年代の人よりは老化を遅らせることができます。

にんにくってすごいですね。

我が家ではあまり食べる機会がないのでこれを機に食べ始めたいと思います。

風邪の予防

にんにくには免疫力を高めてウイルスを退治し、風邪を予防する効果があります。

にんにくの有効成分スルフィド類という成分を摂取すると、ウイルスを退治する身体の機能を助けるように免疫作用を増強してくれます。

そして、糖と脂質を燃焼して体熱の産生を増やします。

風邪の予防には体温をあげて免疫を高める必要がありますので、まさに最適な食材といえるのではないでしょうか。

また風邪をひいた場合でもにんにくは効果的です。

にんにくは血液の循環をよくして患部への血球や栄養素の供給を円滑にします。

これらの作用によって炎症性の因子の除去が促されるため、風邪の症状が和らいで早期に風邪が治ります。

これから風邪の時はにんにくですね。

冷え性改善

にんにくには血流を促進して冷え性を改善する効果もあります。

にんにくには末梢の血管を拡張させるという作用があるため、血液を送り出す心臓の力が全身に及びます。

これは「スルフィド類」や「スコルジニン」という成分によるものです。

この成分のおかげで、手や足の先から首まで温めることになります。

そのため、冷え性からくる頭痛や肩こりなどが改善されます。

女性にはうれしい効果なのではないでしょうか。

にんにくの効果的な食べ方

ではにんにくの効果的な食べ方を紹介します。

豊富な栄養分は無駄にしたくないですからね。

すりおろして食べる

にんにくをすりおろすことで「アリシン」が生成されます。

このアリシンには発がん予防効果があるのでぜひ取りたい成分ですよね。

しかしすりおろした瞬間から鮮度が落ち、「アリシン」の効果が薄れてしまいます。

なので食べる直前にすりおろすようにしましょう。

「アリシン」の効果を防ぐためには油に入れることが効果的です。

そうすることで「アリシン」の元「アリイン」がキープされます。

にんにくのオイル漬けなんかがいいかもしれませんね。

いろんな料理のワンポイントとして使えそうです。

肉料理や鍋にもいいかもしれません。

加熱して食べる

にんにくには高い殺菌作用を持つ反面、胃への刺激は高めです。

なので体調によっては下痢などになってしまうかもしれません。

それを防ぐためには加熱したものを食べるようにしましょう。

加熱することでその刺激を弱めることができます。

ホイル焼きや炒め物なんかどうでしょうか。

食欲がそそられると思いますよ。

ビタミンB1と一緒に食べる

「アリシン」と「ビタミンB1」が結びついてできる「アリチアミン」が糖をエネルギーに変えて元気を出してくれることを栄養の項目で説明しました。

なので「ビタミンB1」を含む食品と一緒ににんにくを食べることはとても理に適っています。

「ビタミンB1」を含む食品といえば豚肉、レバー、玄米、大豆食品です。

豚肉のガーリックソテーやにんにく豆腐ステーキなどがおいしそうです。

気になった方はレシピをどうぞ。

にんにくの保存方法

にんにくを置いておいたら芽がでてしまったことはありませんか。

そんなことにならないためにも保存方法を紹介します。

タッパーに入れて冷蔵庫へ

■準備するもの

  • にんにく 好きなだけ
  • タッパー 1個~

■方法

  1. にんにくの皮をむきます
  2. タッパーに入れて、冷凍庫に入れます
  3. 終了です

つい大量ににんにくを買い込んでしまった!

そんな時にお勧めの保存方法ですね。

ポイントとしては薄皮は剥かずに冷凍保存することですね。

これでいつでもにんにくが食べられますね。

調味料にして保存

調味料として保存する方法を紹介します。

ガーリックオイル漬け

■準備するもの

  • にんにく お好みの量
  • オリーブオイル にんにくがかぶるくらい
  • 密閉できるビン
  • パワーブレンダー

■作り方

  1. にんにくの皮をむきパワーブレンダーにかけてみじん切りにする
  2. 1を瓶に入れてにんにくが浸るくらいのオリーブオイルを入れて冷蔵庫へ入れる
  3. 完成です

これは料理で使うときに便利ですよね。

まな板も汚しませんし、サッと使えるのがいいと思います。

にんにくしょうゆ

■準備するもの

  • にんにく 4かけ
  • 醤油 150㏄
  • ビン

■作り方

  1. にんにくは皮をむき、半分に切って芯を取る
  2. にんにくを包丁で軽くつぶす
  3. ビンににんにく、醤油を入れて冷蔵庫で保存
  4. にんにくが沈んだ頃が食べごろです

これも一本あれば調味料の幅が広がりますね。

チャーハンや炒め物にいいですね。

おいしそうです。

まとめ

にんにくについていろいろと説明しましたが、いかがだったでしょうか。

にんにくの臭いの消す方法で一番現実的なのは、食中に緑茶を飲むということかもしれません。

それにしてもにんにくにがんの予防効果があるなんて知りませんでした。

この記事を書かなければ知らなかったかもしれません。

我が家でもにんにくを食べていきたいと思いました。

みなさんも臭いには気を付けておいしくにんにくを食べて健康になりましょう。

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